虹色に光るウェハから、配線の層をはがし、1個のトランジスタまで潜っていきます。触れていないゲートが電界で電子の橋を架けて電流を切り替えること、そのスイッチが完全には切れないこと、だからゲートが通り道を包む形へ変わってきたことを確かめ、最後に原子からウェハまで9桁を一息に引きます。
ウェハダイ区画配線層トランジスタひれ原子
直径 300 mm、厚さは 1 mm に満たないシリコンの円盤。表面に碁盤のように並んだ四角の一枚一枚が、やがて切り分けられて1個のチップになります。光を当てると虹色に揺れるのは、表面に刻まれた配線があまりに細かく、光の波を回折させるからです。この旅では、この円盤の一枚のダイへ潜っていき、底にあるたった1個のスイッチまで降ります。
ウェハを回して虹の流れを確かめ、「ダイを選ぶ」で1枚へ潜る。