鉢の柳が5年で増やした74 kgは、どこから来たのか。葉、気孔、葉緑体、チラコイド膜、ルビスコへと縮尺を9桁下り、空気の炭素が木の体になるまでを追う冒険です。
1600年代、ファン・ヘルモントは乾かした土200ポンド(約91 kg)を鉢に入れ、2.3 kgの柳の若木を植えました。与えたのは雨水だけ。5年後、柳は76.7 kgになっていました。74 kg増えたのに、土をもう一度乾かして量ると、減っていたのはわずか57 gほど。彼は「木は水からできている」と結論しました。半分は当たっています。でも、残りの半分の答えは、目に見えないところにありました。この旅では、空気の中を漂う炭素原子1個になって、その答えを探しにいきます。
ファン・ヘルモントの柳の実験: Jan Baptist van 。
5年の時間を動かして、柳の量りと土の量りの針を見比べます。
74 kgのうち、土から来たのは57 g。では残りは? 答えは旅の終わりに、この柳のところで見つかります。