画面が光ってから指が動くまでの約0.25秒を、1つの信号になって旅する冒険。自分の反応時間を測り、しきい値の壁、跳ぶように進む軸索、20 nm のすき間、太るトゲを抜けて、0.25秒の内訳を確かめます。
ここは頭のてっぺんの少し前、体を動かす指令を出す「運動野」を薄く切った断面です。神経細胞が森のように立ち並んでいますが、色が付いて見えるのはほんの数個だけ。19世紀に生まれたゴルジ染色という方法は、なぜか細胞の1〜5%ほどにしか色が入りません。だからこそ、1つの細胞の枝ぶりが丸ごと見えます。あなたの脳には、こうした神経細胞が約860億個あります。この旅では、手前に立つ大きな錐体細胞の中で生まれる、たった1回の信号になります。その前に、あなた自身の速さを測っておきましょう。
ゴルジ染色: BrainFacts.org「How a Tissue Stain Revolutionized 。
茂みが光ったら、すぐにボタンを押します。3回測って、真ん中の値を使います。
画面が光ってから指が動くまでの、約0.25秒。このうち、信号が神経を走っている時間はどれくらいでしょう? 答えは旅の終わりで分かります。
測らなければ、既定の 263 ms で進みます
画面と指の遅れを含みます。医療や能力の判定には使えません。